dining storage (tamo)

  • 助産院 ダイニング収納
  • W3000 D600-450 H850-2020
  • タモ化粧合板 オイル塗装

詳細

この収納のすぐ左側にキッチンがあり、棚や引き出しには食器やカトラリー、天板の上には写真にあるガスオーブン2台以外にもレンジや炊飯器が置かれています。

白い大きな暖房器具は下の排気口から暖気が出る仕組みですが、器具の周りもかなり熱を持つことが予想されたので、無垢材ではなく、狂いの出にくい突板化粧合板で製作しています。

天板にはかなりの重量がかかるので、しっかりと支えを入れたい所ですが、そのせいで熱がこもってしまってもいけないので、天板の奥は壁に固定しつつ手前は両サイドだけ幕板を付けて、中央は熱が逃げられるように開けています。

暖房のせいで床板が乾燥して割れるそうで、普段はキッチンマット的なものを排気口の前に敷いているそうです。もし全体を無垢材で作った場合、乾燥のせいで割れたり反ったり縮んだりする恐れがあるので、こういう環境では突板化粧合板を選びます。

一番左の収納は、開き戸の中にフラットな引き出しが備わっています。周りの板がない分、例えば丼ぶりを重ねたものをそのまま取り出したりしやすい形状です。

引き出しの取っ手は、お客様の要望で、安全第一で取っ手が飛び出さないように全て掘り込み式にしています。

天板の3mの長い突板は特注で専門業者に作ってもらいます。